No. |
系 統 |
項 目 |
定 義 |
レベル2 |
レベル3 |
測定方法 |
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マネージャーとしてはやや不満のある行動レベル/好ましくないが、現状、当社に往々にしてありがちな問題のある行動レベル |
現状、部分的に、到達しているが、今後めざしていく、望ましい行動レベル/マネージャーレベルにおいて発揮することが望ましいやや高い行動レベル |
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1 |
A |
1 |
個人特性系 |
成果志向性 |
確かな成果を生み出すべく、そのために取り得るあらゆる手段を試み、結果を追い求めていく。 |
数字の達成に向けて、熱心に取り組んでいくが、攻め方はやや単調で、方法を変えてみることはいずれかというと少ない。そのため、後になって、「あの時こうしておけばよかったなあ」と悔やむことがある。
目標達成のための段取りや手はずが十分になされていないことがある。
数字について追及されて、「どうしよう」、「何とかします」など焦るばかりで具体的な手立てが十分でない。
時に、直線的なものの考え方になりがちで、とり得る選択肢を狭めている。
時に、指示に従って動くことが大切だと強く考え、成果が出なくても、上司の指示どおりに行えばよいと考えている。 |
確かな成果を生み出すべく、そのために取り得るあらゆる手段を試み、結果を追い求めていく。
数字の達成のために活用できることは何でも意識して取り組み、目標達成に向けて、段取りよく仕事を進めている。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー
本部の関係部署による調査やヒヤリングによる評価 |
2 |
A |
2 |
個人特性系 |
アカウンタビリティ/責任性・当事者意識 |
自らの責任を深く噛み締め、自分の立場や役割を自覚した当事者意識のある対応をしていく。 |
真摯な眼差しで会議に臨んでいるが、会議が終わるとほっとして、「月末は嫌だなあ」、「どうしたら数字は上がるかなあ」、「数字が上がったらいいのになあ」と考え、当事者意識はやや希薄で、他人事となっており、時に、評論家的になっている。
目標を達成できそうな時には、非常に強く責任を意識するが、どうにもならない時には、あきらめてしまう。
新規の業務やイレギュラーな業務が発生すると、自分の責任にはしたがらない。他部署や上司、部下に責任転嫁する。 |
自らの責任を深く噛み締め、自分の立場や役割を自覚した当事者意識のある対応をしていく。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |
3 |
A |
3 |
個人特性系 |
向上心/学習性 |
自分自身をより高めていこうとする強い意欲を持ち、貪欲に知識やスキルの習得に努めていく。 |
自分の経験に頼り、必要に応じて学習機会を設け、社外の勉強会・研究会・セミナーなどに参加したり、書籍などで知識を増やそうとする取り組みはやや不十分である。
担当業務以外のことにはあまり関心を持たない。
学習する内容に好みがはっきりと出たり、つい怠惰に流れたりして、本来習得すべき知識やスキルを身に付けていない。 |
自分自身をより高めていこうとする強い意欲を持ち、貪欲に知識やスキルの習得に努めていく。
担当部署や人材の情報の収集活動を常にしている。
さまざまな人と出会う機会をもち、社内外に情報ネットワークを持っている。
社内外のセミナーや研究会に参加したり、本や情報をよく読んで意識して情報を集めている。
調べる適切な手段を知っており、不明なことはすぐ調べている。
社内外の組織の中で、誰が何を担当しているか、どこに聞けばよいのか、決裁権は誰にあるのかを把握している。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |
4 |
A |
4 |
個人特性系 |
率先垂範/イニシアティブ |
自ら率先して行動を起こし、周囲の模範となって刺激を与え、望ましいあり方を自然と示している。 |
問題があったとき、すかさず口頭で指摘するが、行動には結びつかない。どうするか具体的に指示されると、アクションをおこしていく。
失敗し、権威を失うのが怖くて行動できない。
つい怠惰に流され、部下から白い目で見られて内心恥ずかしい思いをしている。
時に、自ら進んで行動しようとはするものの、周囲の人は「何をしているのか」と冷ややかに見られる行動を取る。 |
自ら率先して行動を起こし、周囲の模範となって刺激を与え、望ましいあり方を自然と示している。
エネルギッシュかつ明朗に振舞う。
スピーディーでてきぱきした行動をしている。
積極的に関係先を回り、自分から挨拶し、メリハリある声で相手と話をしている。
周囲に活力を与えている。
接しているだけで相手を元気にさせる。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |
5 |
A |
5 |
個人特性系 |
役割認識力 |
上位者から示された方向性やビジョンを理解し、役割を意識して、組織の一員として有機的な働きをしていこうとする。
※3:ポイント提示力 |
上位者から示された方向性やビジョンを知ってはいるが、断片的である。
会社の方針やビジョンの具体化には今ひとつ関心を持っていない。 |
上位者から示された方向性やビジョンを理解し、役割を意識して、組織の一員として有機的な働きをしていこうとする。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |
6 |
A |
6 |
個人特性系 |
マーケット志向 |
市場動向やトレンドを踏まえ、そのニーズをつかむ企画や発想で新機軸を打ち出していく。 |
様々な機会を利用して、市場動向やトレンドを把握しているが、時代を先取りするものではなく、あるいは単に奇をてらったもので、顧客のニーズに合った新商品の開発や新事業の企画には十分繋がらない。できたとしても、時間がかかりすぎる。
時に、市場動向やトレンドの把握が不十分で、自らの経験値から企画を出して、新たな展開へ踏みださない。
また、何も考えず勢いだけで進もうとし、的外れなニーズのつかみ方で、何の役にも立たない企画を出す。 |
市場動向やトレンドを踏まえ、そのニーズをつかむ企画や発想で新機軸を打ち出していく。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |
7 |
A |
7 |
個人特性系 |
現状変革力 |
従来からある慣行や風土を把握し、望ましい方向性からそれを変革すべく、粘り強く働きかけていく。 |
新しい取り組みをやろうと熱意を示すが、粘り強さに欠け、三日もすると元に戻っている。
結局現状の延長線上の取り組みに終わっている。
また、現状を改善しようと提案はしてみるものの、すぐに結果がでないとあきらめてしまう。 |
従来からある慣行や風土を把握し、望ましい方向性からそれを変革すべく、粘り強く働きかけていく。
失敗を恐れず、変化に向けてアグレッシブに挑戦しようとしている。
楽観的で変化に耐える気概を持っている。
小さな結果が出たときでも、周りの人と成功を分かち合っている。
現状に甘んじることなく、建設的な観点に立って、批判的なものの見方をする。 |
ラインのマネージャー(直属上司や部門責任者)による人事考課や部門内におけるインタビュー |