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職能要件 |
コンピテンシー |
定義 |
職務を遂行する能力要件 |
職務を成功させる行動特性 |
誕生の由来と背景 |
職務という属仕事的概念を属人的なものにしたところに由来。 |
知性ではない他の要因で人材を選考するという問題意識に由来。 |
業績との関係 |
環境要因を考慮し成績結果を調整する。 |
業績を発揮するプレイヤーを選考する基準であり、業績とは一線を画する。 |
担当職務との関連 |
担当職務の難易度が高まることで昇格し降格はない。 |
該当する職務に的確かどうかを判定する基準となる。 |
経験年数との関連 |
在籍等級に滞留した年数を上位等級への昇格要件とすることがある。 |
年数概念は全くない。個人の属性を問題にしないところから出発したもの。 |
主な目的 |
より納得性の高い賃金と処遇の管理を実現する。 |
個人と組織のパフォーマンスを向上させる。 |
表記方法 |
~することができる |
~する ~力 |
主な項目 |
知識と技能からなる。態度は含まないが、別途情意項目が設定される。 |
知識や技能よりもそれを扱う個人の力量や特性、価値観などを重視している。 |
特徴的項目 |
情意考課項目として規律性、積極性、協調性、責任性の4項目がある。 |
左記のものも含まれている。 |
評価方法 |
上司による評価と上位者による調整 |
360°評価やアセスメントなどがある。 |